治療の流れ
患者さんごとに的確な診査・診断に基づく治療計画をご提案し、患者さんにあった治療を行います。
ご来院いただき、きっちりと現状の確認を行ったうえで、患者様と十分にお話しする事で、患者様にご納得いただける最適な治療計画を作成し、安心して治療を受けていただくことが出来るようにしています。
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【STEP2】検査
歯並びの問題の原因を分析し、矯正治療計画を立案するための検査を行います。
歯列および頭部の歯科用CT撮影、口腔内の3Dスキャン、歯並び・口元の写真撮影、歯型採得、だ液検査を行い、これらの資料を分析します。
歯科用CT撮影は、これまでのレントゲン機では見ることができなかった骨の中の歯根や過剰歯・埋伏歯の状況を知ることができ、さらに上顎骨や下顎骨のみならず周囲の骨や気道まで正確に3次元で把握できるため、より正確な診断ができます。また、非常に低い被曝量に抑えられており、小さなお子さまも安心して撮影できます。いずれも痛みを伴う検査ではありませんのでご安心ください。また、あごの関節に痛みなどの症状がある場合、顎関節のレントゲン撮影と顎運動の測定を追加検査します。 -
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歯列及び頭部レントゲン撮影
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口腔内写真
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歯科用CT撮影
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口腔内スキャン
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【STEP3】診断説明
検査結果をもとに、治療計画をご説明します。
精密検査の結果をもとに患者さんに適した矯正歯科治療計画を作成し、詳しい治療方法や装置の種類、治療期間、費用等についてご説明します。治療法が複数考えられる場合には、それぞれの治療法についてメリット・デメリットを詳しく説明いたします。
疑問に思われることやよくわからない点は、どんな些細なことでもご質問ください。患者さんやご家族にご理解・ご納得いただけるまで、時間をかけてご説明します。 -
【STEP4】治療スタート
矯正装置を装着し、治療をスタートさせます。
矯正装置を装着している間は、ワイヤーの交換や装置の調整のために、通常1~2か月に一度来院していただきます。通院間隔は、歯を動かすレベルや症状によって異なります。 -
【STEP5】
治療後のメンテナンス(保定)歯並びが改善され、よい噛み合わせになれば、歯を動かす矯正装置を外します。
その後、理想的な位置に歯を安定させて後戻りを防止するために、リテーナーという着脱できる装置を入れて保定観察を始めます。保定観察中は3~4か月に一度のペースで約2年間通院していただき、歯並びのチェックを行います。矯正治療後の後戻りを防ぐとともに、お口の中全体が安定するまで経過を見ていきます。